何を今頃「端午の節句」ずれてんじゃな~い?
なんて思わないでください。旧暦では今日が5月5日です。
端午の節句は、青空に風に乗ってたなびくこいのぼりの
イメージが強く残っています。そして、「こどもの日」でも
あるから仕方ないのでしょう。
この日は粽を食べる習慣があります。
台湾出身の生徒さんは、端午の節句をこう説明してくれました。
「昔、屈原という有名な詩人で政治家が王様を支えてきました。
これを快く思わなかった人々が、屈原が王様に対し謀反を企てて
いると諫言しました。その結果、屈原は川に身をなげ自殺しして
しまいます。
しかし、国民は屈原が正しいことを知っていたので、冥福を祈
り、魚が屈原の身体を食べないように、粽や米で作ったものを川
に流したそうです。」
だからこの日に粽を食べるのだそうです。
端午の節句に欠かすことのできない、菖蒲の花も今が見ごろです
本当は、自然と暦は一致しているものなのです。
明日は入梅の話
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